旅 | 薫風屋覚書

薫風屋覚書

それとなく思ったこと等書いております
暇な方推奨

長いです。半端なく長いですからご注意を 



と、いうわけで伊勢まで行ってきましたー。

メンバーは……えーと……た、沢山!

はい冗談でございます。総勢8人と中々の大所帯でした。

この     がいらっしゃいましたが、詳細は伏せるとします。

ち、違います!覚えてないとかじゃないんです!いくら初めて聞く名前

で初対面だったからってそんな失礼な事!……ない、です…ヨ?


・旅立ちは朝日と共に

 さて、何時もならば遅刻ギリギリでようやく動き出す私が家を出たのは

午前6時半。……あれです。旅行マジックってやつです。

そんな時間に駅に行ってもそんなに人は……ってあっれぇ?

結構居ますね。どうやら世界の動きは随分と早いようです。

 

 えいやっと電車に飛び乗り、揺られる事約2時間。

まず私の心を撃ちぬいてくれたのは、駅員さんに切符を手渡す改札でした。

あぁ、何年ぶりだろなー。地元もすっかり近代化しちまったからなぁ……。

とまぁ安い感動をした所で下り立った所はごく普通の住宅地でした。

地図を見ると、神社は線路を挟んで反対側との事。

うん、そりゃこの景色だわな……。

そして、ぐるりと回りこんで着いた場所には


薫風屋覚書-駅前


な感じの景色がありました。

おお、百貨店にコンビニもある……。近代化ってすげぇ

こちら側になるJRの改札は自動だったあたりでやはり何かを察しました。


 待ち合わせ場所には着いたわけですが、勿論誰もいない。

だって集合時間11時だもの。今8時40分だものー。

そこで導き出された結論は「よし、歩こう」でした。

駅前から少し行くと、石畳の商店街に入りました。

古い旅館や和菓子屋の中に、新しい喫茶店等が混じるノスタルジックな

空気が堪りません。いやもう伊勢神宮行かなくていんじゃ無いかとn(ry


薫風屋覚書-路

しばらく歩くと何やらざわめきが聞こえてきます。

不穏な感じはしませんが何やら騒々しい。なんだろなと見に行けば

何やら露店が並び、祭りの空気が満ちていました。

しかしながら、流石にまだ準備中の模様。お楽しみはお預けのようです。

そのまま足を進め、いよいよ伊勢神宮へと踏み込みます。

もう、なんというかね。不思議と息をのみました。

普段神様なんか信じちゃいませんし、その時だってそうです。

ですが、朝日に映える鳥居が、鬱蒼と茂る鎮守の森が否応無しに心を撃

ってくれました。いやもう早くも二死ですよ、何回死ぬんだよおい。


そのまま進みたくはありましたが、ここは後で皆で来る場所と割り切り引き

返しました。たぁ言ってもあと数時間どうすっかなー…・・・。



2・集合、そして出発


 コンビニ産のオニギリ片手に迷宮 を探索していた所、ケータイに一通の

メールが届きました。

そこに居るのは知ってるんだ、出てこい今何処ですか?」

と言った内容だったと記憶しています。いやはや恐ろしい。

暫く後、黒さん達と合流となりました。


この後、伊勢神宮駐車場にて各々自己紹介の後に本格的なスタートとなりました。

この時点で私の体力がレッドゲージであった事は、おそらく勘違いではないと思います。回り切った後「一番やられてますね」的な事を言われた気もします。

最年少なのに 


若さなど幻想なのです



神社に関しては他の方にまるっとお任せして、一気に時間は飛びます。

内宮を回り終え、いよいよ本番とも言える食べ歩きへと動き出します。


薫風屋覚書-ぎゅう


一番手近な店の牛串です。経験者は「飛騨牛の方が好きだな」とおっしゃっていました。場所的にそれでいいのか松坂牛よ……

皆が無心に頬張っているとテンシさんが消えました。

思えば神社内でも名の通り、羽が生えたように軽やかに消えておられました。

ねずみさんのエスケープも極めればああなれるのかもしれません。

無論というか、やはりここでもその能力は発揮されます。

場所は人ごみの中、両脇に立ち並ぶ商店。普通はぐれたとなれば危機感

さえ抱く状況!その際、皆が発した言葉は

『まぁテンシさんですしね』

恐ろしいまでの結束と信頼です。

その後、5人だったり4人だったりしましたが、神社内と同様に半ば自動的にチームに分かれながらここでも行動となりました。

ある方は干物を、ある方は酒を購入し疲労と同時に重量を増やしながら

道を進みます。多少高いはずの物でもつい買ってしまうあの空気。

どことは言いませんが、どこか に通じるものがある気がします。


薫風屋覚書-赤福

本店の赤福を堪能した後、時限性の自由行動と言う事で解散し皆は

思い思いの方へと消えていきます。数十分後の集合時間。

皆が何かしらのブツを抱える中、私だけ手ぶらだったのは、わりとどうでも良い事です。

ぶっちゃけ動くどころじゃなかったんですけどね、うん(真顔





3.そして伝説へ

 バスで元の外宮まで戻ると時刻はもう4時近く。ですが朝見かけたあの祭り!
いや正確には市だった気もしますが、アレがまだぎりぎりやっておりました。

薫風屋覚書-市

と、なれば黙っている我々ではありません。突撃です。
―まぁあれです。誰とは言いませんが、団子押しつけてごめんなさい。
後で思い知りました。あれはきつい、きついよ……。焦げ目とか味とかっ。

一通り満足し、駐車場へ再集合。皆が宿へと向かう中、唯一の当日参加の
私だけは駅前まで送って戴き、帰ることになりました。
小難しいことを並べた気がしますが、とにかく感想は一言につきます。
 

楽しかった!


最後に改めて、参加された皆さま。お疲れ様でした。
機会があればまた次回に!